GUIDE ・ DRAG
ドラッグが途中で外れてしまう子への教え方
「つかむ・運ぶ・放す」の3つに分けると、わかりやすくなります。
ドラッグは、「押したまま動かす」という、指に少し力と注意がいる操作です。途中で指が離れてしまうのは、よくあることです。「つかむ・運ぶ・放す」の3つに分けて教えると、わかりやすくなります。
ドラッグが難しい理由
ドラッグは、次の3つを、同時に続ける操作です。
- ボタンを押し続ける(途中で力がゆるむと、離れてしまいます)。
- 押したまま、マウスを動かす。
- 動かしている間、目で、矢印と目的地を追う。
どれか1つが切れると、途中で落としてしまいます。クリックのように「一瞬」で終わる操作と違い、「続ける」難しさがあります。
「つかむ・運ぶ・放す」で教える
操作を、3つの言葉に分けて、声に出しながら一緒にやります。
- つかむ:ものの上で、ボタンを押します(「ぎゅっ」と)。
- 運ぶ:押したまま、ゆっくり動かします(「そーっと」)。
- 放す:行きたい場所で、ボタンを離します(「ぽん」と)。
「つかんだら、離さないよ」と声をかけると、押し続ける意識が伝わります。最初は、短い距離から始めて、慣れたら、遠くへ運びます。
指の使い方のコツ
- マウスは、軽く手を添えるだけにします。強くにぎると、ボタンを押す指に力が入りにくくなります。
- ボタンを押す指(人さし指)は、「押しっぱなし」にします。ほかの指と手のひらで、マウスを動かします。
- 机の上に、マウスを動かす余白を空けておきます。途中でマウスが机の端に当たると、そこで指が離れやすくなります。
トラックパッドの場合
画面の表示や項目の名前は、お使いのバージョンによって、少し違うことがあります。
トラックパッドでのドラッグは、「押し込んだまま、別の指で動かす」ことが多く、さらに難しい操作です。設定で、楽にできる場合があります。
Mac
- 「システム設定」を開き、「アクセシビリティ」を選びます。
- 「ポインタコントロール」を開き、「トラックパッドオプション」を押します。
- 「ドラッグにトラックパッドを使用」をオンにして、「ドラッグ方法」で「3本指のドラッグ」を選びます。
3本指でスライドするだけで、ものを動かせます。指が一瞬離れても、選択が保たれやすいため、長い距離も運びやすくなります。
Windows 11
「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「タッチパッド」の中に、タップに関する設定があります。そこで、「2回目のタップで指を離さずに動かす」操作が使えるようになる場合があります。項目の名前はバージョンによって違うため、「タップ」の見出しの近くを探してみてください。
お子さんには、トラックパッドより、マウスのほうが、押し続ける感覚をつかみやすいことがあります。マウスが1つあると、練習しやすくなります。
ゲームで練習する
「はじまりのにわ」の「ドラッグ」では、川の岸で動けなくなった魚を、つかんで、川まで運びます。

- 魚をつかんでいる間、川が光って、運ぶ先を教えてくれます。
- 最初の1匹は、画面の手が、つかむ場所と、運ぶ道を見せてくれます。
- 川の外で離してしまっても、魚は、岸にそっと戻るだけです。失敗にはなりません。
- 助けた魚は、図鑑に載ります。
- レベルが上がると、魚の数が増え、魚は少し小さくなります(3匹、4匹、5匹)。
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よくある質問
どうしても途中で指が離れてしまいます。どうしたらよいですか?
まず、短い距離で成功する体験を重ねます。それでも難しいときは、設定でトラックパッドの操作を楽にする方法や、マウスを使う方法もあります。大切なのは、できないことを叱らず、成功する形に戻して続けることです。
マウスとタッチパッドでは、どちらがドラッグしやすいですか?
ドラッグは、ボタンを押し続ける感覚が必要で、一般に、マウスのほうが、その感覚をつかみやすいとされています。ただ、お子さんによって違います。マウスが1つあると、練習しやすくなります。
ゲームの中で失敗したらどうなりますか?
川の外で魚を離しても、魚は、そっと岸にもどるだけです。失敗にはならず、何度でもやり直せます。
ほかの操作や、ゲームの全体は「子どものマウス練習ゲーム」にまとめています。操作の順番や全体のコツは「子どもにマウスを教えるコツ」に。クリックは「クリックがうまくいかない子への教え方」、スクロールは「スクロールがうまくできない子への教え方」に。ダブルクリックが苦手なときは「ダブルクリックができない子への教え方」もご覧ください。