GUIDE ・ TOUCHPAD

タッチパッドとマウス、どっちから?

違いと、つまずきやすい点、スクロールの向きの理由。

ノートパソコンには、最初からタッチパッドが付いています。マウスもあるけれど、どちらから教えればよいのか。この記事では、2つの違いと、つまずきやすい点、そして「スクロールの向きが逆に感じる」理由をまとめます。

結論:どちらかに決めなくてよい

マウスとタッチパッドに、絶対の正解はありません。学校や家で使うパソコンが、ノートパソコンのタッチパッドなら、それで練習するのが自然です。一方で、このサイトでは、練習のはじめは、マウスが1つあると始めやすいことがあると考えています。これは、研究で決まった話ではなく、このサイトの考えです。

マウスとタッチパッドの違い

操作マウスタッチパッド
クリックボタンを1回押すパッドを押す、または軽くタップする
ダブルクリックボタンをすばやく2回押すパッドを2回、すばやくタップする
ドラッグボタンを押したまま動かす押し込んだまま、別の指で動かす(設定で楽にできる場合あり)
スクロールホイールを回す2本の指で、上下になでる

マウスは、「動かす(手全体)」と「押す(人さし指)」が、別々の動きです。タッチパッドは、「動かす」と「押す」を、同じ指先で行うため、動きが重なりやすくなります。

タッチパッドでつまずきやすい点

  • 押すと、矢印が動いてしまう。クリックで指に力が入り、矢印がずれることがあります。
  • 手のひらが触れて、勝手に動く。パッドの上に、手のひらや袖が触れると、意図しない動きになることがあります。
  • 2本指のスクロールが難しい。指をそろえすぎたり、離しすぎたりすると、うまく反応しないことがあります。
  • ドラッグが続かない。押し込んだまま、別の指で動かす必要があるためです。→ ドラッグが途中で外れてしまう子への教え方

スクロールの向きが逆に感じる理由

スクロールには、2つの向きの考え方があります。

  • 指の動きに、ページがついてくる方式(ナチュラルスクロール):スマホで、指を上にすべらせると、ページも上に動きます。
  • 読み進む向きに、動かす方式:ホイールを手前に回すと、下へ読み進みます。

スマホやタブレットで慣れているお子さんは、パソコンで向きが逆に感じることがあります。学校の端末と、家のパソコンで、向きが違う場合もあります。

画面の表示や項目の名前は、お使いのバージョンによって、少し違うことがあります。

Windows 11(タッチパッド)

  1. 「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「タッチパッド」を開きます。
  2. 「スクロールとズーム」を開き、「スクロールの方向」を選びます。

Mac

  1. 「システム設定」を開き、「トラックパッド」または「マウス」を選びます。
  2. 「スクロールとズーム」の中にある、「ナチュラルなスクロール」を、オンまたはオフにします。

Macでは、マウスとトラックパッドの向きが、連動することがあります。向きを別々にしたいときは、別のアプリが必要になる場合があります。

おうちでの決め方

  1. 学校や園で使う道具に合わせる。お子さんが、普段触る端末と同じ形で練習すると、慣れやすくなります。
  2. ノートパソコンなら、まずタッチパッドで。難しそうなら、小さめのマウスを1つ用意して、試してみます。
  3. どちらも試して、お子さんが楽なほうにする。得意・不得意は、お子さんによって違います。

ゲームで練習する

「はじまりのにわ」は、マウスでも、タッチパッドでも遊べます。画面の「やりかた」ボタンで、マウスとタッチパッドのそれぞれの動かし方を、アニメーションで見られます。

スクロールの練習ゲーム「港」の画面
港で、ホイール(または2本指)で、船に近づいたり離れたりします。
  • スクロールの遊びでは、船に「近づく」と「離れる」の両方を使います。上と下、どちらの向きも、練習できます。
  • 画面のゲージが、いまの位置と、行きたい場所を教えてくれます。
  • 向きが逆に感じても、ゲームでは、失敗になりません。いろいろ試せます。

無料・登録不要・遊ぶ画面に広告なし

よくある質問

マウスとタッチパッドでは、どちらが簡単ですか?

お子さんによって違います。マウスは、動かす動きと押す動きが分かれていて、始めやすいことがあります。一方で、ノートパソコンでは、タッチパッドが自然なこともあります。使いやすいほうで、構いません。

スクロールの向きが、スマホと逆で戸惑っています。

スクロールの向きは、設定で変えられる場合があります。この記事の「スクロールの向きが逆に感じる理由」に、Windows 11とMacの設定場所を載せています。まずは、お子さんが戸惑わない向きにそろえるのも、ひとつの方法です。

マウスは、小さいものを選んだほうがよいですか?

大人用のマウスは、子どもの手には大きいことがあります。小さめのマウスも、選択肢のひとつです。お子さんの手の大きさに合わせて、試せるなら、試してみてください。

ご意見・ご感想は「お問い合わせ」から。