GUIDE ・ DOUBLE CLICK
ダブルクリックができない子への教え方
「トン・トン」のリズムと、パソコンの設定で、ぐっと楽になります。
ダブルクリックは、マウス操作の中でも、つまずきやすい動きです。多い原因は、「2回目を押すまでが遅い」ことと、「2回押す間にマウスが動いてしまう」ことの2つです。リズムの教え方と、パソコンの設定を見直すだけで、楽になることが多くあります。
ダブルクリックが難しい理由
ダブルクリックは、同じ場所で、短い間に、2回押す操作です。大人には簡単でも、子どもには、次の3つが同時に必要になります。
- 2回目を押すまでの「間」が短いこと。
- 押している間、マウスを動かさないこと。
- 画面の矢印の位置を見ながら、指で押すこと。
どれか1つがずれると、ダブルクリックとして認識されません。できないのは、子どもが不器用だからではなく、操作が3つの組み合わせだからです。
「トン・トン」のリズムで教える
- 「トン・トン」と声に出しながら、一緒に押します。速さより、同じリズムで押すことを大切にします。
- 最初は、ゆっくりした「トン、トン」で構いません。慣れてきたら、少しずつ間をつめます。
- 押す練習は、ボタンやアイコンなど、大きくて目立つものを使うと、狙いやすくなります。
手を動かさないコツ
- マウスの上に、手をそっと置きます。強くにぎらず、人さし指だけを動かします。
- 2回押している間は、手首を動かしません。「マウスはおやすみ、指だけトン・トン」と声をかけます。
- 親が子どもの手の上から軽く添えて、動かない感覚を、一緒に感じるのも、よい方法です。
パソコンの設定で、速さをゆっくりにする
画面の表示や項目の名前は、お使いのバージョンによって、少し違うことがあります。
Windows 11
- キーボードの「Windowsキー」を押しながら「I」を押して、「設定」を開きます。
- 「Bluetoothとデバイス」→「マウス」を開きます。
- 下のほうにある「マウスの追加設定」を押します。昔ながらの「マウスのプロパティ」の画面が開きます。
- 「ボタン」のタブにある「ダブルクリックの速度」のスライダーを、「遅い」側に動かします。
- その横にある、フォルダのアイコンを、ダブルクリックして試せます。
Mac
- 画面左上の「Appleメニュー」→「システム設定」を開きます。
- 左の一覧から「アクセシビリティ」を選びます。
- 「ポインタコントロール」を開きます。
- ダブルクリックの速さ(間隔)のスライダーを、「遅い」側に動かします。
スライダーが、いちばん速い側にあると、ダブルクリックが、2回の別々のクリックとして扱われてしまうことがあります。効かないときは、速さを見直してみてください。
Chromebookやタブレットの場合
Chromebookやタブレットでは、ダブルクリックの間隔を変える設定が、見当たらない場合があります。その場合は、次のゲームで、ゆっくり慣れていく方法をおすすめします。
お子さんのダブルクリックが、パソコンに認識されているか、間隔を測って確かめられるダブルクリック テストもあります。
ゲームで練習する
「はじまりのにわ」の「ダブルクリック」では、池に咲くつぼみを、2回押して咲かせます。

- 最初は、つぼみが大きく、1回目のあと、約1秒のあいだに、2回目を押せば咲きます。
- レベルが上がると、つぼみが小さくなり、時間も短くなります(約0.75秒、約0.55秒)。
- 間に合わなくても、つぼみが元にもどるだけです。失敗にはなりません。
- 画面の手が、お手本を見せてくれるので、説明を読まなくても始められます。
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よくある質問
何回やってもダブルクリックができないときは、どうしたらよいですか?
まず、設定でダブルクリックの間隔を「遅い」側にします。それでも難しいときは、無理にダブルクリックを使わない進め方もあります。大切なのは、できないことを叱らず、楽しく続けることです。
ダブルクリックは何歳からできますか?
年齢には個人差があり、目安を断言することはできません。はじまりのにわは、5〜7歳ごろを目安に作っていますが、はじめてパソコンを触る方なら、どなたでも遊べます。
マウスとタッチパッドでは、どちらがダブルクリックしやすいですか?
どちらにも向き不向きがあります。ゲームの「やりかた」ボタンで、マウスとタッチパッドのそれぞれの動かし方を、アニメーションで見られます。お子さんの使いやすいほうで、試してみてください。
ほかの操作や、ゲームの全体は「子どものマウス練習ゲーム」にまとめています。操作の順番や全体のコツは「子どもにマウスを教えるコツ」に。クリックは「クリックがうまくいかない子への教え方」、スクロールは「スクロールがうまくできない子への教え方」に。ドラッグが苦手なときは「ドラッグが途中で外れてしまう子への教え方」もご覧ください。