GUIDE ・ CLICK
クリックがうまくいかない子への教え方
「のせる・押す・はなす」の3つで、はじめのクリックを教えます。
クリックは、マウスの基本の操作で、「1回押す」だけです。けれど、はじめての子には、「強く押しすぎる」「長く押したままにする」「押しながらマウスが動く」といったつまずきがよくあります。この記事では、はじめのクリックの教え方を、まとめます。
クリックでつまずく理由
大人には、一瞬で終わる動きですが、子どもには、次のことが同時に必要です。
- 画面の矢印を、押したいもの(ボタンなど)の上に、のせること。
- 人さし指で、ボタンを、「押して、はなす」こと。
- 押している間、マウスを、動かさないこと。
どれかがずれると、押したいものが、押せません。できないのは、不器用だからではなく、いくつかの動きの組み合わせだからです。
「押す・はなす」で教える
クリックは、「押す」と「はなす」の2つの動きで、1回です。声に出しながら、一緒にやってみます。
- のせる:矢印を、押したいものの上に、のせます(「ここだよ」)。
- 押す:人さし指で、ボタンを、ポチッと押します。
- はなす:すぐに、指をはなします(「ぽん」)。
「ポチッ」と、軽い音を、声に出すと、「押したらはなす」というリズムが、伝わりやすくなります。最初は、大きくて目立つものを、狙うと、成功しやすくなります。
左のボタンを、見つけやすくする
ふつうのクリックは、マウスの「左のボタン」を使います。右のボタンを押すと、メニューが出て、びっくりすることがあります。左のボタンに、小さなシールを貼って、「ここを押すよ」と目印にする方法があります。
- 指を、「人さし指だけ」ボタンに置いて、ほかの指と手のひらで、マウスを支えます。
- 強くにぎらず、軽く手を添えます。
うまくいかないときの工夫
- 強く押しすぎる:「そーっと、ポチッ」と声をかけます。力が入ると、マウスが動いてしまうことがあります。
- 長く押したままになる:「押したら、すぐ、ぽん」と伝えます。長押しは、別の動きになることがあります。
- 押しながら動く:マウスを動かす手と、押す指を、別々に意識できるよう、「マウスは、おやすみ。指だけ、ポチッ」と声をかけます。
- 狙いがずれる:パソコンの設定で、ポインタ(矢印)の速さを、ゆっくりにすると、狙いやすくなります。→ 子どもにマウスを教えるコツ
ゲームで練習する
「はじまりのにわ」の「クリック」では、砂浜にいる、大きなカニを、1回押して、バケツへ入れます。

- 最初のレベルは、カニが、じっとしています。狙う練習ができます。
- 次のレベルでは、カニが、横に歩きます。動くものを、狙います。
- 最後のレベルでは、カニが、穴からひょっこり出てきます。出てくる場所を、待って押します。
- 最初は、画面の手が、お手本を見せます。間違えても、失敗にはなりません。
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よくある質問
クリックの練習は、何回くらいすればよいですか?
回数に、決まった目安はありません。最初は、数回で十分です。「もっとやりたい」で終わらせると、次も遊びたくなります。
マウスの右のボタンを、押してしまいます。
左のボタンに、小さなシールを貼って、目印にする方法があります。「ここを押すよ」と、一緒に確認してみてください。
クリックしたのに、反応しないことがあります。
矢印の位置が、押したいものから、少しずれている場合があります。矢印を、大きなものの真ん中にのせてから、押してみてください。ダブルクリックと間違えている場合は、「ダブルクリック」の記事も、ご覧ください。